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外国人労働者のためのハラスメント防止研修のご案内

外国人労働者のためのハラスメント防止研修のご案内 

ハラスメントとは色々な場面での嫌がらせやいじめ」で「死に至るまでの危険行為です。働く現場で「嫌がらせやいじめ」が横行すると、そこで働く人たちは意欲を失い、チームの生産性を落とし、メンタル不調や休職、退職に至る事があります。

 

職場の国際化

 

もう何十年も前から、外国人労働者は日本の産業を支える重要な担い手として、さまざまな職場で活躍しています。ある人たちは高度人材として、最先端の各種の分野で専門家として働いています。

大学、専門学校で学び、日本の中小企業に就職したり、家族の都合で日本に来日し、アルバイト的に仕事に就いたり、あるいは技能実習生として日本で働く人も相当な人数になるでしょう。

 

外国人対象のハラスメント防止研修に向けて

これまでのハラスメント防止研修は、企業で働く日本人のスタッフ向けの研修が中心で、外国人労働者向けのハラスメント防止教育に取り組む組織は稀でした。

しかし、企業で働く外国人の職場では、日本人同様、ハラスメントによる深刻な問題が生まれています。生産現場で働く外国人、そして英語だけ使って働く外資系や大企業の外国人、実は全員が日本語を上手に話せるわけではありません。カタコトの人、さらにはほとんど日本語がわからない人も少なくありません。

職場の課題

このような職場では「何のために働くのか」「自分の将来に希望が見えない」というキャリアの問題 「日本語がわからない」「日本人とコミュニケーションが取れない」というコミュニケーションの問題

「賃金が低い」「労働条件が悪い」「職場があまりきれいではない」などの働く環境の問題

「他の外国人たちと話が合わない」「宗教観が異なる」「文化習慣が違う」etc.働く人の価値観や宗教観に起因する問題

「いじめや嫌がらせ」「喧嘩・暴力」等のハラスメントの問題など、解決できないのではないか、と思われる課題が山積みです。

上記のような様々な理由から、職場を辞めてしまう人も出てきます。それでなくても人材不足の現場。人の流出は会社全体を揺るがす大きな問題です。この職場を管理したり、指導したりするスタッフの悩みは、絶えることがありません。

 

多文化協働

多文化共生は高い理想です。紛争や争いがないみんなが一緒に平和に過ごす、素晴らしい社会です。  しかし、現場では理想だけでは解決できないことも多々あります。

私たちは、働くことに焦点を合わせた「多文化協働」に注目しています。

外国人も日本人も、ハラスメント(いじめや嫌がらせ、危険行為)のない環境でイキイキと働くことができる職場を作ること、それが、今、強く求められています。

キャリア・ストラテジーのハラスメント防止研修とは

株式会社キャリア・ストラテジーのハラスメント防止教育は民間の中小企業から始まり、2021年より陸上自衛隊陸上幕僚監部、陸上自衛隊東部方面総監部ほか、陸上自衛隊での継続した教育を中心に進んでいます。アクティブラーニングの手法を用いた双方向の参加型授業で、受講者から「楽しかった、わかりやすかった」との高い評価とご支持をいただいています。

それでは、キャリア・ストラテジーの外国人対象ハラスメント防止研修とは?

講習更新講座イメージ20年以上、大学、専門学校で外国人の日本語教育に取り組んでいるスタッフを中心に、大手企業の現地法人で外国人社員と一緒に働いてきた会社の元代表、ハラスメント防止研修の担当者、ハラスメント行為者更生プログラムを担当しているカウンセラーがアクティブラーニングを用いた参加型のテキストを作成しています。

担当者全員が国家資格キャリアコンサルタントで、働き方の支援の専門家です。高度人材の外国人が多い職場、ワーカーが多い職場でのハラスメント防止研修にも対応しています。

 

例えば、参加型のハラスメントクイズ!

参加型のクイズ形式(各国語に翻訳)、外国人労働者にわかりやすい日本語、スピードで話します。日本語がわからないスタッフが多い時には、通訳を通して研修を進めます(タガログ語、ベトナム語、ネパール語、クメール語、英語、中国語に対応)

さて、以下の質問は①ハラスメントでしょうか、②それともハラスメントではない、でしょうか。ちょっと考えてみてください。

例)外国人スタッフで職場のリーダー的存在のAさんは、出身国が違う国のスタッフのBさんには、挨拶をしません。これはハラスメントでしょうか◯、それともハラスメントではない×でしょうか。

 

 

答の一例)ハラスメントです。

一人の人にずっと挨拶をしないで、不必要なプレッシャーをかけることは職場では不適切です。AさんがBさんに、あいさつをずっとしないと、Bさんはプレッシャーを感じます。「なぜ、いっしょに働いているのに、自分には挨拶をしてくれないのかな。国が違うから?それとも自分が何かいけないことをAさんにしちゃったのかな?」

AさんとBさんのまわりにいるスタッフたちはどう感じるでしょうか。「また、あのふたりは挨拶していない…何かあったのかな、大丈夫かな?」職場は、ふたりが接近すると、ちょっと緊張した雰囲気になります。

挨拶のない職場は、風通しが良い、とは言えません。スタッフの働く意欲も生産性も下がってきてしまいます。挨拶は職場のコミュニケーションのバロメーター、、あなたが所属する職場にはあいさつがありますか。あなたがリーダーとなっている外国人労働者のいる職場では、あいさつが徹底しているでしょうか。

 

キャリア・ストラテジーの外国人労働者対象ハラスメント防止研修のプログラム(例)

0 アイスブレーキング

対面、オンライン研修に関わらず、アイスブレーキングで研修参加者の気持ちを和らげ、リラックスして研修に臨めるよう短いですが、楽しいワークを実施します。日本語がわからない参加者がいても、ノンバーバル(非言語)での参加が可能です。

1 挨拶に関わるクイズ

あいさつはコミュニケーションの基本。挨拶にまつわるクイズとミニレクチャーで「笑顔と挨拶」の重要性を学びます。日本語が得意ではない人のために、母語別に通訳が入ることもできます。

2 ハラスメントとは

参加者にハラスメントに対する「共通の認識」をもっていただきます。「ハラスメントとは何か」について共通認識を持つことで、職場内で「嫌がらせやいじめ」が起きた時も、共通の抑止力が働き、ハラスメントをスルーせずに、周囲が協力してハラスメントを阻止することもできるようになります。

3 風通しの良い職場とは

生産現場では複数の国の出身者が一緒に仕事をすることがあります。国と国との関係、文化や宗教的な背景、人間関係等が複雑な職場もありますが、参加者全員が働くことに注目し、「風通しの良い職場環境」を作るためにはどうしたら良いか、ワークを通して考えます。

4 コミュニケーションの「さ、し、す、せ、そ」傾聴

コミュニケーションのもうひとつのポイントは「傾聴」相手の話を最後まで聴くというスキルを身につけることです。非言語でのうなずき、あいずち「さ=さすが、し=(えっ)知らなかったー、す=それはすごい、すばらしい、せ=積極的だね、センスがいいね、そ=それはそれは(自分の意見を言いにくい時)そうなんですね、それは大変だったね、それは辛かったね等)」を使って、相手の話を否定しないで聴く練習をします。

6 今日のまとめ

 

 

ここまでの説明はいかがだったでしょうか?

「ハラスメントは会議室で起こっているんじゃない、現場で起こっているんだ」というテレビドラマの名セリフがありますが、まさにハラスメントは現場で、これを読んでいらっしゃる方の隣の席で起こっていると言えるでしょう。

外国人労働者は貴重な貴重な戦力で、企業を根底から支えています。日本人社員と同じように、ハラスメント防止研修を受け、生き生きと仕事ができる環境を整える支援をしてくれると思うのです。

キャリアストラテジーの外国人労働者対象のハラスメント防止研修についてのお問い合わせは、下記にお願い申し上げます。ご質問等ございましたら、遠慮なくお申し付けください。

 

 

お問い合わせ先:https://careersg-oneonone.jp/contact/

株式会社キャリア・ストラテジー 03-6676-3926

 

 

 

別途「ハラスメント行為者更生プログラム」もご覧くださいませ。

https://careersg-oneonone.jp/harassment_program/

 

 

吉本講師

 

講師:吉本惠子

株式会社キャリア・ストラテジー代表 キャリアコンサルタント・精神保健福祉士・産業カウンセラー 陸上幕僚監部人事教育部ハラスメント防止研修企画、航空自衛隊府中基地ハラスメント防止研修他、大学講師(非常勤)

松本講師

講師:松本利勝

株式会社キャリア・ストラテジー副代表 カウンセラー キャリアコンサルタント 職業能力開発総合大学校学生相談室主任カウンセラー   「ハラスメント行為者更生プログラム」担当者 

 

 

 

株式会社キャリア・ストラテジー キャンセルポリシー

 弊社の研修講座・各種研修プログラム(以下、研修等)につきましては、弊社にて教育および厳選した講師と業務委託契約を結び、お客様のご要望に対応させていただいております。そのため、講師手配済の研修等のキャンセルに関しましては、弊社キャンセルポリシーに基づきキャンセル料をお願いしております。
 弊社の研修等へのお申し込みにあたっては、下記のキャンセルポリシーをご確認・ご同意の上お申し込みください。

(1)研修等お申込み者様(以下、申込者)のご都合により開催日程決定後にキャンセル・日程変更する場合には本ポリシーの通り、キャンセル料を申し受けます。

(2)研修等料金をお支払い済みの場合は、キャンセル料・振込手数料を差し引いた金額をご返金いたします。

(3)キャンセル・日程変更の受付時間は、当社の営業日(土曜日、日曜日、祝日、および当社が定める年末年始の休日を除いた日)の9:00から17:00といたします。

(4)キャンセル料(日程変更を含む)

➀ 研修実施日の4営業日以前のキャンセル・日程変更・・・なし

② 研修実施日の3営業日前から前日まで・・・・研修費用の50%

③ 研修実施日当日・・・・・・・・・・・・・・研修費用の100%

注:・研修料金は契約もしくは見積の金額です。


・上記キャンセルに関しましては、キャンセル料に加え、手配済みの交通費、宿泊費、会場等キャンセル料(手数料含む)、見積書に記載された研修開発費用またはプログラムプラン作成料など、その他発生するすべての実費相当額を申し受けます。

・自然災害など申込者様に責のない事由によるものを除きます。

・事前払いの研修料金につきましては、上記(4)に記載された料金を差し引いたうえでご返金致します。その際の振込手数料はお客様負担とさせていただきます。

・キャンセルおよび日程変更は弊社担当者宛てにお電話にてお願いいたします。