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ここに注目!パワハラ行為者自身には気付けないパワハラの特徴

パワハラ行為者自身は気づけない?パワハラの特徴

 

 

弊社は、2025年度100名ほどのパワーハラスメント行為者の行動変容のサポートをしてきました。

ここでは、これまでのパワーハラスメント行為者行動変容の支援から見えてきたパワハラ行為者の特徴と

パワハラ再発防止に向けた重要な視点をご紹介いたします。

 

1 「相手のため、自分は正しい」という確信を持っている

ハラスメント行為者の多くは「部下を成長させたい、育てたい」「技術を伝えたい」「もっと改善したい」「厳しい指導は部下への愛情である」と言う言葉を多用します。

自分自身の行動・言動(ハラスメント行為)は「善」であると考え、加害しているという意識が極めて低い、といえます。

 

絶対にこの仕事は成功させなければならない」「絶対にこのやり方でやるべきだ」

必ずやれよ!」「必ず成功させるって言っただろう?!」

普通はできるはず」「普通、これ失敗する?しないだろう?」

仕事なんだから従えよ」「仕事なんだから口答えするな」

 

 

さて、ハラスメントをしてしまった人たちの話をよく聴いていくと、最初から部下や同僚に対して(時には上司に対して)

悪気がある人はほとんどいません。

みな、とても熱心で会社思いであり、まじめです。仕事への責任感が強く使命感があり、自分に厳しい人たち(他者にも厳しいが)です。

これまで会社の中で成果を上げ昇進や実績を積み上げてきたのです。

つまり、「部下を困らせたい」のではなく「成果を出したい」という意識

「悪意のある人」というより「仕事が第一、仕事人間、強い使命感」が大きな特徴と言えます。

 

 

2 ハラスメント行為者は人を育てたいという育成欲求(=支配欲)が強い

 

もともとは「部下を成長させたい、育てたい」育成欲求が強い人たちですが、あるところから、育成欲求が支配欲に変わっていきます。

教えたい・伝えたい・成長してほしい等の善意 の気持ちが、強すぎると相手の自主性を奪うことにつながります。

 

「なぜ、こんなこともできないんだ、教えただろう?」

「教えた通りにやってみろよ」

「他のやり方があるのか、ないなら、これでやれよ!」

 

 

「育成」なのか「自主性を奪う支配」なのか、

また、いつ育成の気持ちから支配欲に変わったのか、

これをカウンセラーとの対話の中で明らかにしていくことにより、自身のハラスメントに気づかれることがあります。

 

 

3 自分では気付けないハラスメント〜対話の重要性

 

ハラスメント行為者は自分ではほとんど自身のハラスメント行為にきづきません。

他者からハラスメント行為を指摘されたとしても「いや、あれは部下を育てるために必要な指導だった」と反論し

自分自身の中でハラスメント行為を正当化していきます。

何しろ、自分は正しい指導している、

つまり「善意」から、あるいは「会社への貢献のために部下を育成しているのだ」と信じているからです。

ここにハラスメント行為をしてしまった人との腹を割った対話の必要性が出てきます。

対話はどのように効果があるのでしょうか?

ちょっと考えてみてくださいますか。

 

 

「対話の有効性」についての続きは次回で! 

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吉本講師

 

本惠子 株式会社キャリア・ストラテジー代表

ハラスメント防止研修・予防研修講師