イベント情報
4月26日 無料セミナー「外国人と一緒に働く〜多文化協働のコミュニケーション」
多文化共生の中の多文化協働
外国人労働者と一緒に働く〜多文化協働のコミュニケーション
日時:4月26日(土曜日)13時〜15時
場所:港区産業振興センター 小ホール 費用:無料 出入り自由
対象:外国人と一緒に働いている方、総務・人事の方、キャリアコンサルタント、他
申込み:HP表紙の「お問合せ」から、必要事項を書いてお申し込みください。

最近「多文化共生」という言葉から、新たに感じることがあります。それは、昨年度から、仕事で外国人労働者が60%以上を占める工場で研修を担当しているからかもしれません。
この分科会では、多様な背景を持つ外国人労働者とのコミュニケーションに注目し、広い広い「多文化共生」の範囲(くくり)の中の一部、「多文化協働」について、考えてみたいと思います。

外国人の多い工場で研修をしていると、多文化共生は本当に難しい、と思います。
外国人同士が母語で話せば、日本人のスタッフの中で、「俺たちの悪口を言っているに違いない」という人が出てくのです。
さらに「この工場は、95%がA国の人なんだから、仕事がスムーズに進むようA国語で日本人も話してほしい」という要求もでてきます。数が逆転している現場。
逆に「日本にいるんだから、外国人もみんな日本語を学ぶべきだ」という外国人もいます。
「あの国とは戦争していたから、一緒には働けない」と、戦争相手の国の人とは働きたくない、と断固拒否する人もいます。当然と言えば当然でしょう。
「目標を達成するという気持ちがなかったら、忙しい東京人とは働きたくないなぁ」とか、、いろいろいろいろあるのです。
日本人だって、さまざまな人がいるから、一緒に共生するのは、みんな大変だってわかっています。
分科会では
私たちは様々な外国人たちと働いていて、それぞれのエピソードを持っています。この分科会ではそれを持ち寄り、多文化共生の中の「多文化協働(一緒に働く)」注目し、参加者が自由に意見交換をしたいと考えています。
